家庭教師の夢
□〜 クラスメイト 〜
2ページ/5ページ
〜 月那side 〜
休み時間になったら、前の席の人が話しかけてきた。
「なーなー! うらない得意ってほんとかー?」
キラキラした笑顔でこっちを見る少年
「あー……うん。 そうだよー?」
実は予知ですとか言えない←
「オレもうらなってー!」
「いーよー。どんなのがいーかなー……。」
じー。っと見てみた。
めぼしい出来事はないなー……
「そーだ、ちょっと耳かして!」
こしょこしょ
「うらないってさー、うらなったことをその人に言うとあたらないのねー?」
予知だからね。
「うんうん。」
「だからー違う人をうらなって、その内容を教えるってのはどー?」
「おけおけ! 誰にするー?」
うーん……
周りを見渡す月那。
「……帰り一緒の人とかいる?」
「いるよー? そいつ呼ぶ?」
「おねがーい。」
「りょー(*`・ω・)ゞ」
こしょこしょ終了
「おーい、こたろー!!」
「うわっ、なんだよ近くにいるのに叫ぶなよ……。」
「ごめんごめんww」
「で? 何だ?」
「あ、こいつ阿久津 琥太郎! オレの親戚なんだー!」
「へー……じゃああっくんだね!」
「はぁ? ……まぁいっか。 で? 俺に何か用?」
「そーだった! うらなうのコイツで!」
「りょーかいです(`・ω・´)ゞ!!」
再びじーー。っと見てみた。
「…………話が読めないんだが。」
「よし、……あれ? そういえば名前きいてない←」
「あ、忘れてたww オレ九十九 梓。よろしく!」
「よろしくー。でさ、あずにゃん!」
「…あずにゃん……?ww」
あっくんが笑いをこらえてる?
「どーしたの?」
「……あずにゃんって…呼ぶなぁぁ!!」
あっくん←爆笑
あずにゃん←おこ
「ぅえっ? ……だめ?」
月那←うるうる。
「う゛っ……わ、わかったよ(・ω・`*)
お前だけ許可してやる! そのかわり、オレもお前を月那って呼ぶからな!?」
あずにゃん、必死の抵抗。
「…わかったーww。いーよー、よろしくー。(ニコッ)でさーうらないねー……。あずにゃん、耳。」
「ほーい。」