Dream write sonG

□獣人は人間に恋をした
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†リヴァン†

偶然からはじまる
必然的な出逢い
突然に現れた
黒髪の人


†海†

小さな秘密基地で
見つけた黒い奴と
何かが始まる予感
期待が募ってた


R:「出逢い」は
K:偶然
R:気持ち
K:高鳴る

R&K:だからわざと
興味ないフリを


†リヴァン†

会いたい、なんて
触れたい、なんて
伝えたい、なんて
思わない

綺麗なお前は
馬鹿な俺の
「友人」
それだけでいいんだ


最低だって
罵ったって
運命は
変わらない

ああ どうして
何で
どうして
俺ら


獣人と人間、なんだ



†リヴァン†

きっとお前は今日も
この場所を訪れる
そして俺は今日もずっと
何も言えないんだ


†海†

お前はあの場所で
いつも通り、待っている
私は気持ち抑えつけたまま
会いに行った


R:想いは
K:叶わない
R:今は
K:変わらない

ため息だけが
虚しく響いて


†リヴァン†

会えなくたって
触れなくたって
伝えなくたって
いいから

無口なお前と
ぎこちない俺が
傍にいるだけで
いいんだ


これが恋だって
言わないなら
言葉なんて
無くていい

ああ 考えたって
考えたって
可能性は
変わらない



†リヴァン†

会いたかったんだ
触れたかったんだ
伝えたかった、
ホントは

可愛いお前と
強い俺が
出逢い
結ばれる結末(エンド)


†リヴァン&海†

何回だって
何回だって
神様に願ったんだ
でも

悲しいくらい
悲しいくらい


R:獣人と
K:人間、なんだ



†リヴァン†

泣いてるお前を
抱きしめたくて
伸ばした腕が
震える

愛してるんだ
傍にいたいんだ
だけど
できないんだよ……!


どう足掻いたって
どう叫んだって
過去も今も
変わらない

だから
迎えに来るよ
あの約束を守るため
お前のもとに



きっと……

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