05/30の日記
19:16
全てが崩れた瞬間。
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中3の全中、荻原との試合。
黒子にとって全てが崩れ落ちた瞬間だった。
それまでも、キセキの才能の開花や青峰との決別で黒子の世界は徐々に歪んでいった。
そして、決定的となったのがあの試合だったのだ。
しかし、それはキセキにとっては違った。
全中の後でもキセキ間では廊下で会えば会話を交わすし、忘れ物の貸し借りをしていた。
そんなある日…
赤「黒子が退部届けを出してきた。」
緑「…」
紫「えっ?何で〜?」
青「何でだよ!!…クソッ」
黄「えっ!何で止めなかったンスか!」
赤「朝、学校に来たら机の上に置いてあったんだ!止める暇もなかった!」
「「「「………」」」」
紫「やっぱ〜全中の時に、黒ちんの知り合いをメッタメタにしたのがいけなかったんじゃな〜い」
赤「僕がいけないと言いたいのか…
そもそもお前達も黒子を試合で必要としていなかっただろ。」
黄「それより、青峰っちが黒子っちにあんなこと言うからいけなかったンスよ!」
青「はっ!!俺のせいかよ!」
黄「あんた以外誰だって言うんだよ!黒子っちが傷ついてたの知ってただろ!」
緑「ケンカはやめろ!俺達も黒子を必要としていなかったのも事実だろう!」
黒子が部活を辞めた日…
それが、帝光バスケ部の関係が完全に崩れた瞬間。
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