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□おは朝信者の嫉妬
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こんにちは、ポリエチレンです。
突然ですが私には彼氏がいます。
左手にはテーピングを巻きいつもラッキーアイテムを持ち歩いていて、語尾には“なのだよ”をつけ、メガネをかけているツンデレ電波な変人さんです。
友達には
「なんでそんな奴と付き合ってんの?」
なんてよく言われたりもします。
理由なんて好きだから以外にないんですけどね。
だけど私の思いは一方通行なようです。
私が
『真太郎君。一緒に帰ろう。』
て言っても
「高尾と帰るのだよ。」
と返すだけです。
多分ツンデレだから仕方のない事なんでしょうけど、高尾君に負けたと思うと少し切ないです。
男の子に嫉妬してしまう自分なんて嫌いなんですけどね。
気持ちは抑えられません。
だから私は中学生の時に仲の良かったさつきちゃんにメールで相談してみました。
するとさつきちゃんは
「みどりんは愛情表現するのが苦手だからね。そうだ!みどりんにヤキモチ妬かせようよ!」
と言いました。
確かに少しくらいは妬いてほしいと思ったことがあります。
だけど、自分のせいで嫉妬する真太郎君なんて想像できません。
なので私は
『嫉妬してくれるほど愛されてないからいいよ。』
と返事しました。
さつきちゃんはそんなことないと言ってましたが、私は火を見るより明らかだと思います。
そんなこんなで夜も更け、私は寝ることにしました。
大好きな大好きな真太郎君のことを考えながら。