jojoの奇妙な冒険

□子メローネ
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メローネを車に乗せアジトに向かうとギアッチョとホルマジオとジョルノが外で待っていた

しかしメローネは「…プロシュート、誰?あの人達…アジトに行くんじゃないの?ここどこ?」と不安そうに言った

プロシュートが「引っ越したんだ、彼処じゃセメェだろ。仲間もかなり増えた。」とだけいった

メローネは「…ふぅん…」といって窓ガラス越しにジョルノ達をみていた

リゾットが「まずは説明しなくてはな。正直俺にも把握仕切れてないが。」と言ってから先に降りて説明をしにいった

プロシュートはメローネが不安にならないように頭を撫でながらざっと差し障りのない説明をした

メローネが納得してくれたらしく「じゃここが新しいアジトで、…今のが、仲間…」とどうでも良さげに繰り返した

プロシュートは「(相変わらず無愛想なガキだな…)そうだ、だから殺すな、いいな?」と念をおした

メローネは「…ん。…」と頷きプロシュートの好きに撫でさせていた

少しするとリゾットが来て「一応説明はした、ジョルノに診てもらう。」と言ってメローネを抱き抱えた

メローネは大人しくじっとしていた

医務室ではジョルノとホルマジオが三人を待っていた

ジョルノが早速メローネの足を診て傷口を塞ぐとホルマジオの方をみていたメローネが「…ソルベとジェラートは?」と聞いた

すると三人は動揺し、口籠るがジョルノが「…遠くにいます…」といって誤魔化そうとした

メローネは初めてジョルノと目を合わせて「…遠くに…?」といった

ジョルノは「えぇ、外国の方に…」といって念の為に他に怪我がないかメローネの体をみていた

ジョルノがメローネの上着を開けようとした時 メローネが「…ふぅん…?」といって笑う 子供らしからぬ笑顔で「そっか…」といってから椅子を降りた

そして「プロシュート、眠たい…」といってプロシュートの所にいってプロシュートの足に抱き付いた ジョルノはどうやら警戒されて仕舞ったようだ

ホルマジオが「(しょうがねぇな)メローネ、眠くネェだろ。ほら大人しく怪我がないか診てもらえ」といったら

メローネは「…痛くないから大丈夫なんだよ…。それに、眠たいのも本当…」と言って小さく欠伸をして見せた

メローネを足から剥がして抱き抱えて「じゃあ
昼寝でもするか?」とプロシュートが言うとメローネは頷きプロシュートの服に掴まって如何にも本当に眠りたそうにして「…眠たい…お部屋に行って…」といった

プロシュートは「…はいはい、全く…」と若干嬉しそうにメローネをプロシュートの部屋に運んだ

プロシュートの部屋に入った途端にメローネは「ねぇ、」といってプロシュートの顔をみつめた

プロシュートは「…やっぱテメェ眠いなんて嘘だったな?」と言って呆れた顔をするとメローネが「…だって…アザだらけなんだよ?知らない人に見せらんないじゃん。」といってプロシュートの胸元に頭を預けた

プロシュートはハッとなって「…そうだったな…(ッチ、随分前だったから忘れてたっ!アイツはメローネにかなり暴力振って無理矢理してたらしいからメローネは体を見せるのを嫌うんだった…っ!クッソ!)悪りぃな、嫌だったか?」といって悲しげにメローネを撫でた

メローネは「…うん。痣の事一々言うのも嫌なだけだから別に。…気にしないでいいから…」と言ってプロシュートの腕から降りた
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