jojoの奇妙な冒険

□◇◇★◇◇(五部)
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ジョルノは久方ぶりの休みをアジト兼自宅の自室でのんびりとプリンを食べていた

勿論自室を出て一階から下に降りれば職場(アジト)であるため、仕事をしている元暗殺チームや元護衛チームの
メンバーには会うのだがやっと取れた休み(例え無理やり取らされた休み)でも仕事をしているとメンバーに怒られるのだ

やることが多いボスの仕事はブチャラティとフーゴ達に取り上げられ、代わりに好きなプリンやチョコを渡された上、

自室に放り込まれたジョルノは仕方なく久方ぶりの休日をとることになった

見張りとしてナランチャとプロシュートが隣の部屋に居て、更に見張り兼恋人兼付き添いとしてのメローネが居るため

仕事をこっそり持ち込めもしないジョルノは大人しく自室でプリンを食べていたのだ

食べ終えたプリンの容器をテーブルにおくとメローネは「たべた?お代わりいるかぃ?」ときいたがジョルノは「…仕事…。一刻も早く次の書類を」といった

メローネは「ダ〜メ、休みは休み!大体ジョルノは働き過ぎ。」といった
ジョルノは「…はい…(しゅん)」といってからメローネの細いながらにしっかりした胴体に身体を預けた

メローネは滅多に甘えない大人びてる少年が他ならぬ自分に甘えてくれたのを嬉しく思いつつジョルノを優しく抱きしめて「ジョルノ?」と耳元で囁いた

ジョルノは「…メローネ…プリン美味しかったです。」といってから体勢を代えてメローネの方を向いて下から見上げて「ですから今度はメローネもプリンを食べませんか?チョコもありますし」ときいた

メローネは「…ん〜?プリンやチョコ、も良いけど…オレとしては、此方かな。」といってジョルノのふっくらしてる唇をツイッと親指の腹でなぞった

ジョルノは「?………ッハ!」と一気に赤くなってメローネから離れようとしたがメローネに腰を押さえられ、離れられなかった

メローネは「ジョルノ、プリンよりもチョコよりも甘いモノくれないかな?♪」といってじっと碧い瞳を見詰めた

ジョルノは観念したかのように「チョコとかの方が確実に甘いですよ…」と言いつつもゆっくりと目を閉じた
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