jojoの奇妙な冒険

□チョコレートパフェ(五部)
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 アジトから出るときは仕事の事以外にはなく。(そりゃぁふらふらされてるよりは良いが)

ブチャラティはもっと我が儘や迷惑を掛けてくれてもいい、もっと頼ってくれていいと考えていた。
「ブチャラティ、どうかした?」「具合でも悪くしましたか?ブチャラティ」とフーゴとナランチャが不安そうにやってきて訊ねた。

「あぁ、お前達か。いや、…その…、だな」と何時もの彼らしくなく煮え切らない言い方に二人は顔を見合わせた。

「……実はジョルノの事考えてたんだ。ほらジョルノは15でボスになっただろ、なのにちっとも子供らしく我が儘や迷惑をいわないから…。ちょっと、な」とブチャラティが言うと二人は各々頭を抱えた。

三人がジョルノの事を考えていると、今度は暗殺チームのリーダーであるリゾットがプロシュートと共に通りがかる。「どうした、三人共珍しいな」「お前らが考え込んでるのも珍しいよな。」と言って来た二人に。

ブチャラティが先程の様に二人に話すとプロシュートが「ッハン、」と小馬鹿にしたように言ってから「ジョルノは確かにまだガキだが?そんなに心配してやる程じゃねぇだろ。」と言った。
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