JOJOの奇妙な冒険U

□メロジョルで…
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ジョルノが休憩をしているとメローネがジョルノに気付いて近くに座ってきた

ジョルノが「何ですか」と尋ねるとメローネはあっさりと「別に?何もないよ?ただ一緒に座ってみた。でももしよければ…ちゅー、したいなぁ、なんて?」といいきった

ジョルノはメローネを怪訝な表情でみてから「嫌ですよ?(これで何回目でしょうか…このやりとり。でもわりと嫌じゃないんですよね♪)」ときっぱり言い切った

メローネが「…だよね。(そろそろキスさせてくんないかなぁ…。)」とがっかりした様子もなくいうとジョルノが「…(ぁ、少し落ち込んでる…。ふふ、こういうとこは少し好きかも知れない…。本当にしたいなら無理やりにでもすればいいのに。)」と黙って横目で様子を見ているとメローネが「…(ん〜…てを繋いだり一緒に座ったりはOKしてくれても肝心のキスやべたべたくっつくのは拒否るんだよね。…これって、嫌わ…いやいや)何をしてたの?」と聞いた

ジョルノは「休憩がてら少し前から気になってた本の、読書ですよ」といった

メローネが本をチラリとみると「そっか(…へぇジョルノはそういうの読む
のか…。)」といってに、と笑った

ジョルノが「…?なんですか?変です?」と不思議そうにするとメローネは「いや?ただ…うん、なんも?(ただその本イルも読んでたんだけどねぇ…、だなんて教えたげない。イルとは十分仲良いからねぇ…ってただの嫉妬だけどさ。)」といってニヤニヤと笑った

ジョルノは「…(気になるじゃないですか…)…」と黙ってチラチラリと先程まで夢中で読んでた本を気にしだした

メローネが「ん?どしたの、ジョルノ♪俺は気にせずに本を読んでよ。俺も此処で本を読むし」といって何冊か大きさや厚さの異なる本を出してみせた

ジョルノが「…は、はぁ…(全部読むんでしょうか…折角僕が隣に居るのに…ッハ!い、いや別に寂しいとかじゃなくて!忙しい上司が休憩してるんだからもっとこう…話し掛けたり!してご機嫌伺いとか!)」と黙々と考えていた

メローネは「(ふふ…ジョルノったら可愛いなぁ。俺の方チラチラみちゃって。…本を読む振りでもしてよ♪)…」と手に適当な手帳より一回り位の大きさの本を広げてみせた

メローネは振りだったのだが本に集中し始めてし
まったと思ったジョルノは若干焦りながらも「…っえと、…(…、…何の本を読んでるんでしょうか…ん、とタイトルは…あ、あの本確か…イルーゾォが持っていたような…。…お二人は仲が良いですから本の好みも似てるんですね…僕もイルーゾォに同じの、借りて読んでみよう…かな。…メローネとの話題にな…ハッ!?っい、いやだからさっきから僕ばかりがメローネを好きみたいじゃないですか!“メローネが”先に告白してきたんですし!…い、いやぼ、僕…も…ちゃんとメローネの事好き…ですけど…こうも本に集中されてしまうと…気になってしまいます…)」と呟いた
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