JOJOの奇妙な冒険U

□今更過ぎる
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ジョルノがメローネとのんびり紅茶を飲みながら唐突に「そういえばメローネ、ジェラートさんとソルベさんって仲がいいですよね?」と言い出した

メローネは「?うん。」と頷くとジョルノは「…あれだけ何時も一緒にいて何故喧嘩しないんでしょうか」と言った

メローネは「……仲がいいんだから、良いじゃん。」といい、ジョルノは「気になりませんか?」といってきた

メローネは暫し黙った後に「ジョルノ、よく考えてよ。ジェラートはソルベの思考を読めるんだよ?そりゃあ喧嘩になんてならないよ。」といい、呆れた

ジョルノは「ジェラートさんは電気を操れるスタンドでしたね。」といい、メローネも「そ。人間は微量の電気が体中に流れてて体が動くからね。ジェラートがその気になれば感電死させられるし、思考も読めるし…更には人の動きを操れるからね。些細な動きなら、だけど」といった

ジョルノが「…ジェラートさんは分かるのですが…ソルベさんは何故一緒に居るんでしょう…」といった

メローネが「んなの簡単だよ。ソルベ以外話が通じないの。ジェラートと一回一緒にいてごらん。リゾットみたいな黙りじ
ゃないと辛いらしいよ?あ、俺は慣れてるから大丈夫だし、会話もなんとなくでできるけどね。」といったら「…メローネったら、酷い言い方…」といってジェラートがきた

メローネが「あ、お帰り。」とのんびり返すとジェラートが「…ボクだって勝手に聞こえてくる思考をどうやって掻き消すか悩んでたのにぃ。」と言いながらメローネの隣に座った

因みにソルベもジョルノの隣のソファーに腰掛けた

ジョルノが「ジェラートさんソルベさんお帰りなさい。」というとソルベが「…ん。」と呟き頭を下げた

ジェラートが「今日の任務しゅーりょー、疲れた…」といってぐぐっと背もたれに体重をかけ寄り掛かった

メローネが「あ、じゃあ揉んで上げる」といってジェラートの背後にいき肩を揉んで上げるとジェラートは「…♪ありがとー…」と嬉しそうにいった

ジョルノがジェラートに直接聞こうか悩むとジェラートが「あ、ボクとソルベの仲がいい理由?」と言い当てた

ジョルノが「っ、は、はい。何時も一緒にいて喧嘩しないのかと…」というとソルベが「…喧嘩…?する理由はない…」といってジェラートも「ね、する必要もないし。」
といってメローネの淹れたメローネのティーカップを持ち、「飲むよ?」とメローネにいって勝手に飲んだ

メローネが「ちょっとまだ良いっていってなっ」というとジェラートが「良いじゃない、ちょっと位は。ん、これ超上手い…。メローネが自分でブレンドしたんだ?うん、良いじゃない。香りもいいし。」といって褒めながらも更にごくごくと飲んでいった

「…(…褒められた。またこの割合で作ろう…♪)もぅっ…」とメローネがいうとジェラートが「…♪」と上機嫌で肩を揉まれた
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