JOJOの奇妙な冒険U

□バレンティーノ(五部)
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「「メローネ!お菓子の作り方教えて!////」」

と任務から帰ってきたばかりのメローネにフーゴとジョルノが詰め寄った

イルーゾォも苦笑いしながらもエプロンにヘアピンまでして料理を作る支度して待っていた

メローネと一緒に任務に着いていたギアッチョは「イルーゾォかプロシュートに教えて貰えよ」といったがイルーゾォ本人が「俺は料理は出来るけど菓子作りは苦手なんだよ。プロシュートも同じく。菓子ならメローネとジェラートが上手だからさ。ジェラートの奴逃げたし、メローネしかいないんだよね…」といって首を左右に振った

メローネが「…仕事まだ後一件引き続きしないといけないんだけど…ジョルノだってわかってたでしょ」というとジョルノは「ジェラートさんが変わりに引き受けてくれるそうですよ?メールで変わる事を知らせるって…言ってました。だから空いた時間にメローネからお菓子を習えばいいって言ってました。」といった

メローネとギアッチョが心の中で『(面倒な方を押し付けて逃げたなジェラート…)』と思っているとジョルノが
「お願いしますメローネ。バレンティーノに手作りのお菓子作ってあげたいんですよ…」といって泣きそうな位困った表情で頼んできたのでメローネが仕方なく「…うん、わかった。いいよ。」といってあげた

メローネがさらりと報告書を書き上げてキッチンルームに行くとギアッチョは「…結局教えてやるんだな、ったく。」と独り言を漏らした




メローネがジョルノ達に何が作りたいのかを聞き丁寧に教えていくと一時間三十分位経つ頃にはジョルノ達のお手製ショコラや焼き菓子の甘い香りが辺りに広がった

メローネが「うん、いい感じ♪ある程度冷ましたらラッピングして終わりかな?ギアッチョ、ちょっと味見。」といってギアッチョを呼んでからギアッチョにクッキーを一枚くわえさせた

メローネが「どう?」というとギアッチョは「…まぁ…いんじゃねぇのか、普通に旨いし」といってもう一枚クッキーを摂ろうとした

が メローネが「もうダメだよ。無くなっちゃうでしょ?あくまでもさっきのは味見っ!」といってペシリと叩いた

ギアッチョが叩かれた手を振りながら「味見なら色んなの食わせろよ」と
いってジョルノ達の作った菓子を見ていった

ジョルノが少し不安そうな表情をするとメローネが「…じゃぁ試作をあげるよ」といって明らかに失敗してる黒い物を指して言うとギアッチョは「っ…それ絶対に失敗してんじゃねぇかよ」といって嫌そうな表情をした

メローネが「…材料は変わってないから大丈夫だよ」といってやるがその顔は横に向いていて不安を煽る

ギアッチョは「んなもん食わせんなならお前の菓子を食わせろ」といってメローネのだと思われる綺麗なカップケーキを掴んでパクッと食べた

メローネが「っあ!ちょっとっ!っ〜…それお手本にして作ってたのに」といったらイルーゾォが「ギアッチョ…それ甘いよ?大丈夫?」ときくとギアッチョは「…別に平気だ。あんま甘くなかったぜ」といった
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