jojoの奇妙な冒険

□五部の後日談〜If〜
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パッショーネという巨大なイタリアの中でも有名な組織のトップが代わり、新たなボスとなったジョルノは様々な事を一度に片付けていかなければならず、また外出すれば命を狙われるのもザラだった

腹心のミスタも同様で日々を慌ただしく過ごしていた

そんなある日

ジョルノが前のボス、ディアボロの隠して置いた極秘データを見つけたのでハッキングし、開いてみるとかつてディアボロの娘、トリッシュを狙ってきた暗殺チームのメンバー、それに幾つかの危険分子と判断したのだろう人物がご丁寧にスタンドから身体的特徴まで事細かに記されていた

ほとんどが【死亡】【始末済み】【行方不明】となっているなか、たった二人だけが何も書かれていなかった

一人はプロシュートと書かれており、スタンドの能力をみて直ぐにジョルノはあの、ボスの娘を列車に乗せて移動した時に急激にナランチャやジョルノ自身が老人みたいになった事を思い出した

しかしもう一人の方は知らない人物だったので詳しく調べるとどうやらその人物は暗殺チームから医療チームへと移動させていたらしい事がわかったが、ミスタが「どうす
る気だ?そいつディアボロが危険分子と判断したからブラックリストに入ってんだろ?」と横から見ていってきた

するとジョルノは「…そう…ですね、一度彼に会ってみましょうか。」と言い出した

ミスタは「はいはい会ってみ…はぁ?!会ってみるってお前っ!」と言い直し驚くとジョルノは「…そのままですが?何か問題でも?」といって書類に目を通したままで言い切った

ミスタが「おいおい気が狂ったか?あのディアボロが危険視してる奴なんて会ってどうすんだよ」というとジョルノは「彼がちょっとでも危険だと判断したからここに記載されているんでしょうけど、僕としては会った事のない人ですし。今は医療チームへと移動されてますから。」といった

ミスタは「っ…」と黙ってジトリとジョルノをみたがジョルノはPCのデータや書類をみていて知らん顔で仕事をしていた

そして数日後にミスタとミスタの部下の何人かがジョルノのいっていた人物を監視していたがあっさりと巻かれてしまったという報告を受け、益々ジョルノが興味を持った頃暗殺チームのメンバーの中で生き残ったプロシュートが治療を受けてい
る病院に来た人がいたことがミスタの部下を通じてジョルノが知ったのはプロシュートとプロシュートに会いに来た人が二人していなくなってからだった

ミスタは一応警戒の為にジョルノには二三人が常に(それこそ執務室にまで)側についているよう警戒させ、自身もジョルノにぴったりくっついて回った
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