jojoの奇妙な冒険

□子メローネ
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メローネがある日の任務で出たのを皮きりにここ何日もアジトに戻って来ないし原因(?)の任務が終わったとの連絡すらしてこない

ブチャラティがリゾットにそんなに手こずる物だったのかと聞くとそうでもない筈の、メローネにしては半日ででも出来る様な任務だった

下手すればペッシにすら出来る様な依頼だ

そんなの依頼を何日も掛けてやるような人物でないので皆が皆心配していた

よくつるんでるギアッチョや拾って育ててくれたプロシュートにすら連絡はメールすらこない

リゾットが「…一週間か…どこにいるんだ…」と呟くとリゾットの仕事用電話がなった

でると件のメローネからで一言目が「リゾットぉ…」と助けて欲しい様な泣きそうな声だった

リゾットが「メローネか、どうした。なぜ一週間も連絡を寄越さない」と言うとメローネが「…ゴメン、悪いんだけど今すぐきて…?…場所は…」と居場所をか細く何時もより高い声でいってもう一度だけ「今すぐきて…」といった

リゾットが「…今すぐ行くから待ってろ」と言って電話をきり、メローネの口からでた場所に急いだ

プロシュートも一緒だ
二人が車を走らせメローネの指定した場所につき周りを見渡すと其所は古く荒びれている倉庫で二人の脳裏にメローネが捉えられ、助けを呼ばされたと言う思考が過った

プロシュートは「メローネ、どこだ」と叫んだ

すると電話よりもか細く何時もより高い声のメローネが「助けて…」といった

声を便りにして廃材の倒れた一角に足を向けるとそこには子供が血を流し廃材と汚れた地面に挟まってもがいていた

リゾットが駆け寄り廃材を退かすと子供の左足の太股に廃材が突き刺さっていた

プロシュートが「大丈夫か…?おま」と助け出した子供を見て驚いた

その子はプロシュートが拾った時の子供の頃のメローネそっくりで、泣きたそうな顔をした

プロシュートが「…メローネ…か?」と聞いたら子供が「…?…ん、プロシュートここどこ…?足、動かないよ…。」といった

リゾットが「…メローネ、取り敢えず其を取る。痛いが我慢しろ、いいな?」といって足に刺さっている廃材を一気に引き抜いた

メローネ(仮)は「っ〜…っ!!!っぅぁ…っ〜〜…っ!」と痛みに耐えながらも声を噛み殺しつつも歯を食い縛った

相当痛いのだろう、涙まで滲ませ、しかし大人しく我慢していた

廃材を取り敢えず取り除き、足にリゾットの車から白い布を持ってきて巻き付けた

「応急処置だが取り敢えずはこれしかない。一端アジトに戻ってジョルノに診てもらう」とリゾットが言うと

メローネ(仮)は「…っ…(痛いっ我慢しないとっ)…じょる、のって…誰?新しい人?」といった

プロシュートが「何言ってんだ、ジョルノと仲良くしてたj」と言い欠けたがリゾットが「そうだな、新しい仲間だ。所でお前はどうしてこんな所で挟まっていたんだ?」と聞いた

メローネ(仮)は「…んと…分かんない。俺、風邪ひいて…アジトに居たんだ。なのに、朝起きたら既にここにいて…足がとても痛くてっリゾットに教えて貰った通りに必死に電話したの。」と拙い言葉で言った

プロシュートが「…頭とか他に痛い所はないか?」と聞くとメローネ(仮)は「…っ大丈夫っ!これ位っ痛くない、痛くない…」とまるで自分に言い聞かせる様に繰り返した

プロシュートが「(っメローネだな、間違いなく。)痛てぇならはなっから言えっつってんだろ!おら、アジトに帰んぞ」とい
ってそっとメローネの小さく細い身体を抱き抱え、車に乗せた
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