jojoの奇妙な冒険

□温泉と露天風呂と(五部)
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ジョルノは今日も1日執務室に籠りきりで大量の書類を片付けていた

フーゴやブチャラティ、リゾット等の優秀な部下がいるが何分ボスが変わり組織の運営等が忙しいのだ

そんな風に忙しくてもパッショーネメンバーには全然疲れた顔をせずに毎日書類を相手にし続けていた

そんなある日イルーゾォが遂に食堂にジョルノが三日も顔を見せなくなったので見かねて

ブチャラティ達に相談してジョルノが休む様に仕組んだ

ブチャラティを初めプロシュートやフーゴ、リゾットもアバッキオさえも賛同し、何とかしてジョルノを休ませようとした

しかし書類を遠ざけ様としたら新たに書類がくるし休憩させようとするとジョルノは『キチンと休んでますから』と誰でもわかる嘘をついて書類に向かってしまう

イルーゾォが「う〜…っ、このままじゃジョルノ倒れそうだよ。」と呟いた

ナランチャとペッシはお互いに顔を見合せ、頷いた

そしてジョルノの執務室の前にいき、ナランチャが「ジョルノ〜、入るぜ?」といって入ると

ジョルノがサスペンスドラマみたいに床に沈んでいた

フーゴが慌てて「ジョルノ!」と駆け寄り
呼び掛けるとジョルノは薄目を開けて「っぅ、う……る、ぃ…」と呟いた

取り敢えず、ジョルノを寝室に寝かせてから、皆(暗・護)を集めてジョルノが倒れたと伝えた

ブチャラティが「…っ等々倒れたか…」と呟いたらイルーゾォが「倒れそうだったもんね…。」と返した

ミスタが「ナランチャとペッシはジョルノの執務室になんの用事だったんだ?」と聞いてきたので

ナランチャが「ジョルノをさぁ、ペッシの糸で釣って、無理矢理休ませ様としたんだ。

ジョルノのお陰で街も綺麗になったし、俺みたいなのでも学校行けるようしてくれたから。気分をかえて、外に行かせようとしたんだよ。」といった

フーゴが「!!ナランチャがこんな事をいうなんてっ…」といったら

ブチャラティが「そうだな、ジョルノがボスになってくれたから麻薬もなくなりつつあるし、学校に行けなかった子供も行けるようなりつつある。」といって頷いた

ペッシが「だから、気分転換に外行ってたまには遊ぼうっていうつもりだったんだよ」といった

プロシュートが「ペッシが釣った後にそれいってもアイツは素直に行くとは限らないだろ」と言ったら
ナランチャが「俺の我が儘でいいから行こうって誘うつもりだったんだ。」といった

アバッキオが「…それならあのガキを連れ出せるのかよ?」と聞いたら

ペッシが「それはわからないとしか言えないッスけど」と口ごもる

ナランチャとペッシがしゅん、として落ち込むと

イルーゾォが「でも二人なりにジョルノの為に考えたんだよね。それに二人がいったからジョルノを早く見つけられたんだし。」といってフォロー(?)した

少しすると(30分位して)ジョルノがふらつきながら「ブチャ…ラティ…、この書r」といって起きて更には書類を持ってきた

ギアッチョが「っテメェ何起きてんだよっ!書類なんか持ってんじゃねぇ!」と怒鳴りジョルノの手にしていた書類を荒々しく掴み取り上げた

ジョルノはギアッチョに無理矢理取られたのでよろけてギアッチョに凭れかかった

ギアッチョが「おいっ!ジョルノっ」といい慌てて支えたらジョルノが「…っすみませ…っ」といって離れようとしたが、

ナランチャが「ジョルノ、呼吸が荒いぜ?熱あるんじゃ…」と言ったのでプロシュートと

ブチャラティがジョルノの首や額を触り「「今すぐに!部屋で寝ろ!」」と怒った

ギアッチョが「こんな熱あるなら仕事休めよなぁ」と文句を言いつつ

ホワイト・アルバムを使い手だけを程々に冷やしてジョルノの額に当てた

ジョルノはギアッチョの手が気持ち良いらしく、気持ち良さそうに表情を緩めた

リゾットが「医者呼ぶか?それか…メローネ(任務中)を呼び戻す…」といったら
ジョルノが「っ…いえ…ちょっとクラッとしただけ…ですから…っギアッチョも…もう、大丈夫ですから…」といった

ブチャラティが「ジョルノ、どこが大丈夫なのか説明しろ。現にふらふらじゃないか。」といい、

プロシュートとフーゴが「「体調悪いなら休め!今日は仕事すんな」」と言い切った

しばらく『休め』『大丈夫だから』『休め』と不毛な言い争いが続いたが埒が明かないとリゾットがメローネに連絡を入れた

『ん〜、何リーダー。』とメローネがいうとリゾットが「ジョルノ、メローネだ。」とジョルノに丸投げした

ジョルノは「……拒否します。」と言ってプイッと顔を背け、子供みたいな事をした

そしてその態度を見て一同は『メローネと喧嘩したのか?』と思った
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