jojoの奇妙な冒険

□かき氷には(五部)
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夏のクソ暑い中に二人が言い争う怒号が響いている

メローネはいつもの事なので無視して女性が読みそうな恋愛小説本を読んで時間を潰していた

暑いのによくやるな、とぼんやり考えながらも自分が止めに入るとややこしくなりかねないので無視するしかないのだ

でも飽きてきたな、と考え初めてくると鏡からイルーゾォが「ねぇ、メローネ」と呼んだ

メローネは「!何?イルどしたの」と暇潰し出来ると喜んで訪ねるとイルーゾォは「ん。これからハルと一緒にかき氷食べに行こうかなって。一緒にくる?ハルがもしよかったらメローネもって言ってくれたからさ」といった

ジョルノと仲が良いイルーゾォとメローネは日本語呼びで呼ぶことを許可されている

メローネは「ん!いく!あの二人どっちもつれないんだもん退屈してたし。」といってから「二人共、ハルノとイルとでデートしてくるからね!」といった

言い争っていた二人はピタリと言い争うのをやめ、直ぐに「「デート?!アルノって誰だ」」といった

メローネは「アルノって…ジョルノの事!二人が喧嘩好きなのは知ってるから仲良くどうぞ。
俺は暑いからイル達と涼んでくるよ。行こう、イル」といってソファーから起き上がる

言い争う二人は慌てて「まて」「俺も行く」「てめぇは仕事でもしてろ!」と互いに言い争いながらメローネの後を追った

メローネが「っハァ…プロシュートもギアッチョも…良く飽きないよね。」と呆れて言うと二人は「「俺は本気だからな」」とキッパリいった

イルーゾォも「…メローネのまたいつもの取り合い?もてもて、だね?メローネ?」といいつつも苦笑いした

メローネは「…最初はからかったりしてたけどさ、呆れてきた。」といった その顔が疲れたと物語っている

ジョルノの部屋まで行くとジョルノが出てきて「あ、イルーゾォとメローネ!…ギアッチョとプロシュートも行くんですか?」と聞いた

プロシュートが「よぉ、ジョルノ。メローネがイルーゾォとジョルノとどっか行くっていったから付いてくぜ」と言った

ギアッチョは「こいつだけじゃ心配だからな」とだけいった

メローネは「…余計なのが付いて来たけどスルーしていいよ。さっきまで二人仲良く喧嘩し合ってたしね。」とツン、としたままいった

ジョルノは苦笑いして「あははまたやってたんですか。ブチャラティが美味しいかき氷やってるお店見つけてくれたので、

そこに行きませんか?今ブチャラティが車出してくるっていってくれましたから」といってイルーゾォとメローネに微笑みを浮かべた

メローネが「うん、…ベネ。丁度暑苦しかったし行こう♪ブチャラティの車で行くの?」といった

ジョルノは「多分そうじゃないかと思いますよ。メローネは何味食べます?」ときいた

メローネは「ん〜…お店で決める!でも練乳はかけないな。」と言いきった

ジョルノはきょとんとしたがイルーゾォが「…メローネかき氷食べるの遅いから、練乳掛けちゃうと…ぐちゃぐちゃになるし最後の方かなり甘くて苦手なんだって。」といってあげた

ジョルノは「あぁ、そうなんですか。僕は練乳好きですよ?苺とか…かき氷によく掛けてます」といった

メローネが「…甘過ぎてちょっと苦手なんだよな、練乳…」といったらイルーゾォが「でもメローネ甘いものわりと好きだよね?練乳だけ、ダメなの?」ときいた ジョルノも「この前のパフェも結構甘過ぎてませんでしたか
僕パフェが甘過ぎて暫く甘いもの控えましたよ」といった

メローネは「ん〜?あぁ、チョコレートとベリーソースのたっぷり掛けてたパフェ?あれ美味しかったな!あれくらい大丈夫でしょ。二人で食べたんだし。」といってにこやかに笑った

イルーゾォが「…メローネってよく甘いもの食べるよね…」といったがメローネは「普通だってハチミツ系のドロッてした甘さは苦手だしっ、パフェは別!

あ、ギアッチョと食べに行ったジェラートもプロシュートと食べに行ったアップルパイも好きだったな。」といった

ギアッチョは「っ…また後で食いに行くか?」と少し照れながらいった

プロシュートは「ッハン、今度はもっと美味いのを食わせてやるよ」といった

二人共少し赤く頬を染めたのでイルーゾォは「(単純だなぁ…さっきまでかなりいがみ合ってたのに…流石メローネ)…ハルノはブチャラティと甘いもの食べに行く?」と聞いた

ジョルノは「…はい。子供っぽくて初めは避けてたんですけど…カフェラテを貰ったらそこから甘いもの好きなのがバレたみたいで…よく。」と照れながらいった
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