jojoの奇妙な冒険

□虹色シャボン玉(二部)
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 ここ最近シーザー・A・ツェペリは悩んでいた。と言うのも波紋の修業で苦楽を共にした弟弟子であり、一寸難癖がある男の事が頭から離れてくれないからだ。出逢いは最悪、口を開けばお調子者でデカイ態度と敬意の欠片も見当たらない下品な物言い。はっきり言うとシーザーの嫌いなタイプだった。
しかしその男-ジョセフ・ジョースター-は共に修業をし始めると、その嫌いなはずの男は次第に親友にも近い中になり、シーザーは年下の癖に身長も態度もデカイ弟弟子を何かと気にかけるようになった。
そしてその可愛くない弟弟子が何時の間にか頭から離れてくれないようになってからシーザーは毎夜毎夜夢でジョセフを組敷くようになってしまった。シーザーは自他共に認めるほどの女性好きでフェミニスト?なのに、だ。

お陰でジョセフに会うたびに夢と現実のジョセフが重なり気まずい。
なのに、ふとした瞬間ジョセフを見てしまっている自分に悩んでいた。
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