混合部屋

□東方 ゆっくり霊夢と霊夢
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ぽよんぽよんと軽く弾んだ音を立てて紅いリボンの特徴的な霊夢の奇妙な同居者のゆっくりレイムが「ゆっ!ゆっ!れーむ、何してゆの?」と霊夢に話掛けてきた

霊夢は「あら、ゆっくりレイム…今から丁度お茶しようとしてたのよ。お団子作って、出来上がったばかりだから…一緒にどう?」といってレイムにも見れるようにお団子を載せたお皿を足元に置くとレイムが「ゆ!れーむ、マリサが来てたの!あっちなの!おっきい意地悪魔理沙もいゆの!お団子食べられちゃうの!」といった

霊夢が「…ゆっくりレイム、大丈夫よ。沢山作ってあるからね?さて…じゃぁ運びましょうか。ゆっくりレイム…お手伝いできる?」といってみるとレイムは「ゆっくりお手伝いしていってね!」といって張り切った

霊夢が「お茶は溢しちゃうから…お団子、宜しくね?」とレイムの前にお皿をお盆に乗せてあげるとレイムは縛ってある両サイドの髪の毛を器用に使ってお盆を頭に乗せて先程よりは小さく跳ねて移動していった

霊夢は「…毎回思うのだけれどよく運べるわね…そもそも…あれは髪の毛?横髪?手?何なのかしら…。移動は跳ねる、転
がる…滑ってた時もあるし…謎だわ…。」と呟き疑問に思っているとレイムが「ゆっ!れーむ、あやくあやくぅ!ゆっくり急いでね?!お茶、お茶なの!」といって急かした

「はいはい、今行くわ。(“ゆっくり急いで”って…どっちかしら)」と霊夢が返事をすると魔理沙と魔理沙にそっくりなゆっくりマリサがいた

魔理沙の膝にマリサが乗っていて二人?して「「よっ!」」といって魔理沙は右手、マリサの方は三編みの金髪をクッと上げた

ゆっくりレイムが嬉しそうに「れーむ、お茶ちょうだい?飲みたいの!」といってきたので霊夢が近くに湯飲みを一つ置いてあげた

客人の魔理沙達にも一つずつ置いてあげると魔理沙が「サンキュー。」といい早々に口を着けた

霊夢が「今日は何しに来たの?」と聞くと魔理沙が「ん?ゆっくりが来たがったからな。何だかんだいって、ゆっくりは此方の紅いゆっくりのが気になってるみたいだし。」といってマリサは「ゆっ…っべ、別にきににゃってにゃんか…」と顔全体がカァッ、っと赤くなった

しかしレイムは「ゆ?…マリサお団子食べないの?れーむのモチモチでお
いしのよ♪」といってのんきにお団子を頬張った

マリサは「…っもぅ、ほらほっぺたにアンコがくっついてるのゼ?」といって何処からかだしたハンカチでレイムの口元を拭ってあげた

レイムは「んむっゅっ…!ついてたの?ありあとなの!れーむ、アンコうまうまなの!もっとあゆ?」といってぴょんぴょんと激しく跳ねまわった

霊夢が「あるわよ。焦らなくて平気だからね?」といってあげると今度はレイムはコロコロと転がり「アンコまだある〜♪あるの〜♪」と喜びを表した

マリサが「落ち着きがないゼ、レイム。めっ!ダゼ!」というとピタリと転がるのを止め、しゅんとなった

マリサが「落ち着きがないのははしたないのゼ?」というとレイムが「ぁい、ごめんなさいなの…」と謝った

マリサが「仕方ないなぁ…私のを分けてあげるのゼ」といって器用に髪の毛を楊枝に巻き付け器用にお団子を切った
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