JOJOの奇妙な冒険U

□バレンティーノ(五部)
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イルーゾォが「…凄いね」といって繁々とジェラートにアレンジしてもらったケーキをみてるとジェラートが「…凄くないよだって勿体無いじゃんか。折角作ったんだし…ボクはアレンジしただけだし」といってニコニコとわらった

メローネが「…っ焦げた部分食べても大丈夫なの?食べたらダメって言ってたじゃない」というとソルベが「それはメローネがまだ子供だったからだろ、焦げた部分は子供には毒だし、物や程度によってはやはり良くない。ジャポーネにもわざと焦がした食品があると聞いた事があるしね。」といった

メローネが「流石ジェラートだよね」と言うとジェラートは「ふふ。そこまで言われるとソルベに美味しいもの食べて貰いたいから必死に菓子作りしたかいがあったかも?」といった

ソルベは恥ずかしいのかジェラートから顔を反らし俯いた

ジョルノが「…お菓子作りは大変じゃないです?」ときくとメローネが「ううん、楽しいよ?今さっきだってジョルノもお菓子作り面白いっていってたじゃない♪」といってみるとジョルノは「僕はメローネ達みたいに凝ったの作ってませんから…それに失敗もしてし
まいましたし…」といってギアッチョにみせた炭状の失敗作をチラリとみやった

「ボスは何作ったの?」とジェラートが聞くとメローネが「クッキー。んであれが…焼きすぎた結果。うっかり目離しちゃったみたい。」と教えた

ジェラートが「…ボス、ドンマイ失敗なんてメローネだってするんだし、ね?」というとギアッチョが「…滅多にしないけどな」といってニヤニヤと笑いジョルノが「…うぅ…。」と落ち込んだ

メローネが「綺麗に出来たんだから落ち込まないの、ね?(後でギアッチョに言い聞かせとこ。もう少し人に気を使わせなきゃ)」といって慰めるとジョルノは「…はぃ…」と若干落ち込んだ様子でいった

フーゴが「ジョルノが作ったんだからブチャラティも喜んでくれますよ」というとジョルノは真っ赤になって「ちょっとフーゴっそれは内緒っていってたじゃないですか」といってフーゴをペシペシ叩いた

イルーゾォが「(あぁ、やっぱりジョルノはブチャラティの事を…分かりやすかったけどなぁ)」と思ってるとジェラートが「…ボス、隠れてないって。好きなの皆バレてたってさ。」といった

メローネが「俺は分かってたよ…?だから甘さ控え目クッキー作り方を教えたんだから」といってフーゴも「僕は両者に相談されてましたからね」といった

ジョルノの顔は真っ赤なトマトよりも赤くなってしまった

ジェラートが「…真っ赤だねー。」というとジョルノが「…っめ、メローネはギアッチョにあげるんですよね?」といって話題を変えようとしたのかメローネにふった

しかしメローネは「んふ♪俺はチームの皆にあげるんだよ♪毎年してるの。ペッシにホルマジオはタルトが好きだっていってたから今年はそれで。ジェラートとソルベにはショコラね?」といって冷蔵庫から綺麗にラッピングされた袋をだした

ジェラートが受け取るとメローネが「ふふ、あとで二人で食べてね」といってきたのでソルベが「…あぁ、そうする…」といって頷いた
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