JOJOの奇妙な冒険U

□バレンティーノ(五部)
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メローネが苦し紛れに「…っいつか…ね?(あぅあぅ…っ無理だよぅ)」といってあげた

すると「ただいまぁ、美味しそうな匂いだねぇ♪」とジェラートがソルベと共にアジトの方に来た

メローネは助かった、とばかりに「ジェラート、ソルベ!お帰り。」と言うとジェラートは「おっとメローネだ。と言うことはメローネがこのパイを作ったのかな?一片れも〜らい!ん、んまふひっひゃね(うん上手く出来てるね)」といってミートパイを加えてモゴモゴと口を動かした

ソルベが「……」と黙っていると食べ終えたジェラートが「旨かったよ♪」と呑気にいった

メローネが「(…しゃべりながら食べたら駄目って言ってたのジェラートじゃんまぁいいけどさぁ…)美味しい?」ときくとジェラートは「うん、美味しいよ。メローネも上達してんね。で?誰にあげんの?リゾット?」と聞いてきた

なのでメローネは「うん。」と応えるとジョルノが「あ、ジェラートさんこの間の報告書、まだ提出されてないですよ?」といってジェラートは「…ぁ゛、うぇ?提出しましたよ、ボス…ね?ソルベ」とソルベに聞いた

しかしソルベは「…提出はしてない。書いてそのまま…だった。…から今朝リゾットに出しといたぞ」といった

ジェラートが「あちゃあ…まじか…ソルベありがとー、流石ボクの嫁♪ボスもゴメン、勘違いで出して無かったみたい。でも提出してくれてたみたいだからすぐにそっちにまでいくよ。」といった

ジョルノが「今度は気をつけて下さいね?ところでジェラートさんはメローネと同じ位にお菓子作りが上手だとお聞きしましたが…」と聞いてきたのでメローネが「上手だよ?だって俺に料理やお菓子作り教えてくれたの二人だもん。ソルベは料理、ジェラートはお菓子。」といった

ジェラートが「…表の職業上…ね。」というとフーゴが「職業上…ということは何をしてるんですか?」ときいた

イルーゾォが「…二人でレストランテの店員、しかもプロ級」といった

ソルベが「…そういう事だ」というとフーゴが「…ぇ゛」といって驚いた

ジョルノは知っていたのか「あぁ、なるほど」とさして驚いた様子は無かった(むしろ納得していた)

メローネが苦笑いしてるとジェラートが「…ところで、アレナニ?」と失
敗作を指して言うとイルーゾォが「っぅ、し、失敗作…」といって苦々しそうにいって顔を背けた

ソルベが「…イルーゾォが作ったのか?」と聞くとイルーゾォが「…うん…」といった

メローネが「材料は一緒だし食べられるよ、きっと」というとイルーゾォが「…自分でもダメってわかってるからフォローは良いよ……」といった

メローネが「…(もとカップケーキ…上手くいくはずだったのに…)焦げちゃって、ちょっと苦くなっただけだから大丈夫だよ」というとジェラートが「…なんとかしてやろうではないか。失敗してても大丈夫♪任せなよ焦げた部分を切り取ってさらに半分、焦げた部分を砕いて甘い生クリームに混ぜといて、チョコレートと苺で誤魔化す。…それを半分の生地に塗って…グラスに敷き詰めて…と。どう?即席でプチケーキモドキ」といって手際良くササッと失敗作をアレンジしてみせた
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