□大切にしたい
1ページ/4ページ
私の彼、坂田銀時。
銀時の周りにはお妙さんや、さっちゃん、つっきーなど綺麗で美人で、性格もいい女の人たちが、たくさんいる。
私ばかりが、嫉妬して銀時はやきもちの一つも妬かない。
恋愛にかんして、いや私にかんして全然興味を示さない。
私だけが好きなのかなぁ。
そう最近頻繁に思うようになった。
でも、銀時が恋人になってくれただけでもすごいことだと思う。
あれ?まてよ?
告白したのも私。
電話をかけるのも私。
メールをするのも私。
デートに誘うのも私。
プレゼントを渡すのも私。
誕生日を聞いたのも私だけ。
好きって言ったのも私だけ。
私、銀時からなにもしてもらってない。
そうおもうと急に目から大粒の涙がでてきた。
「やだっ、なんで。」
私のこと銀時は、好きじゃないのかな……
一方通行な恋だった、
そういえば告白したのも私だったな。
「銀時あのね!」
「んぁ?なんだよ、?」
いつものお決まりのソファーで、ジャンプを読んでる銀時。
「あ、あのね!!」
「だから、なんだっつうんだよ。」
「あの、私ね、銀時のこと好きなの!!!だから付き合ってください。」
……………………
やっぱりダメだよね…私みたいな小娘…
「いいよ。」
「え?」
ジャンプから顔を出さず銀時は、言っていた。
「ほんとに!」
「やった…よかったァ♪」
そのままいつもの用に過ごしいつもの用に万事屋をでた。
そっか、遊びか…
じゃあもう一緒に居られないや…
「さよなら銀時。」
そのあと私は、万事屋に置いてある少量の荷物をカバンにいれ自分の家へと帰っていった。