shortstory

□俺達と彼の日常
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さっきから俺の目の前でイチャイチャしている二人

「好きですよ大野さん」

「おいらの方がニノのこと好き」

「いいえ、俺の方が好きです」

「違うよ、おいらの方がニノの何倍も好きなんだ」

一応ここは嵐の楽屋でもちろん俺以外の人もいるわけで

相葉くんはさっきから凄い顔で睨んでるし

翔さんは新聞読んでるふりしながらチラチラと様子を窺ってる

そう言っている俺も持っている雑誌に全然集中できてなかったりする

すると突然相葉くんが何かを思いついたようで満面の笑みであの二人に近寄った

「ニノ!質問するから答えてよ!」

リーダーに抱きついたまま顔だけ向けるニノ

「嫌です」

「なんで!?」

「今は大野さんとイチャイチャ中です」

そう言ってリーダーの腕にしがみつき顔を埋めるニノ

ヤバいめちゃくちゃ可愛い///
ほら、残りの二人も顔赤くしてるし
リーダーもまんざらでもない顔してる

「とりあえずするの!じゃあニノに質問。一番好きなものは?」

「大野さん」

即答かよ(笑)

「じゃあ好きなタイプは?」

「大野さん」

「一緒にゲームするとしたら?」

「大野さん」

「言われてキュンとくるセリフは?」

「大野さんの言葉なら何でも」

「…じゃあ、一緒に出掛けるとしたら?」

「そもそも俺は外に出かけません」

「あっそうか…」

質問がそこを尽きたのかあいばくんは苦笑いしながらトボトボともとの所に戻っていった

「ニノ」

「なんですか大野さん?」

「可愛すぎ」

「は?なんですかそれ//」

「そんな可愛い顔楽屋でしちゃダメ!」

「可愛い顔なんてしてませんよ」

そう言いながら手で口を押えながらはにかむニノはやっぱり可愛い

そして「そういう顔が可愛いの」ってリーダーに言われてシュンとなっているニノが俺らは大好きで

今日も甘い雰囲気の二人を見なきゃいけないのは正直辛くて今すぐにリーダーをニノから引き離したいけど


こんな可愛いニノを見れるんだったら我慢してみようかなって思ってたりもする

fin

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