shortstory

□あなたもどうですか?
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「あー恋したいなー」

俺大野智は楽屋でそう呟きながらソファーに寝ころんでいた。

「なんですかいきなり」

そう言ったのは俺の足の上に座りながら赤い帽子のおじさんを使ってクッパと戦っているニノである。

「最近彼女いないなーと思ってさ」
このところ彼女どころか本気の恋をしていない。流石にアイドルと言っても普通に恋したいし彼女も欲しい。
出会い多そうな仕事してるけどそこから恋に発展する事がめったにない。
本気の恋してみたいな。
な〜んて頭の中で考えていたら次の瞬間ニノの口から思いがけない言葉が出た。

「そうですか…………じゃあ俺と恋しますか?」

「うん、そうしようかな……って、え!?」

突然の発言に俺は飛び起きた。

なんかサラッと爆弾発言をしたニノはまだ普通に赤い帽子のおじさんと遊んでいる。
えっ!?何?どういうこと?なんかのドッキリ!?
そもそも俺たち男だし、ありえないし!!
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