夢 時巫女シリーズ−スバルの足跡− リボーン
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前回、カクカクシカジカで風紀委員に入った私となっちゃ。
「おっす!雪 菜月」
「山本。おっす!」
『おっすー。』
山本。つい最近、ちょっと一緒に屋上から落ちたらよく話しかけてくる、仲良くなった?
クラスメイト。
風紀委員になった今、こうして気軽に話しかけてくる数少ない人間だ。
「こんな所で何を?」
そういえば、もう部活に行ってもいい時間。
腕の方はだいぶ治っているようだし。
「ん?ああ。転校してきた獄寺っているだろ?ほら、銀髪の。」
……OK把握した。
いや、全部分かった訳じゃないけど流れ的にも厄介事の予感。
「……おい。」
来たー。私としたことが、気配に気づけなかった。
「なんで、テメーらまでいる。特に眼帯女!!」
『眼帯女?ねぇ、菜月のこと?』
…ムカつくな。
「いいよ雪!」
「?まぁいい。丁度お前らにも用があったからな。」
用?ナンノコトカワカリマセン。
『……イヤーんな予感。』
「そのネタ。はたして何人分かるんだろう?。」