夢 時巫女シリーズ−スバルの足跡− リボーン

□プロローグ
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今日で3日目...やっぱり無理みたいだ。君が 『消えた』世界なんてあぁ消えたらどうなるんだろう?どっかの調子のいいドラマや、本では 傍で見守ってるなんてきれいごとを並べるけどさ、
だめ、だめだな。... もういいよ あるのはこの世界にあるのは、君を消した恨みだけで... 。

また、会えるよなぁ。

『君の笑顔が、何より好きでした』

呟いて引く、噴水のように湧く赤赤赤...
君は優しいから悲しむし、怒るし、泣くよね。 でもまた会いたい。また会いたいから...少しの奇跡を願ってみたり。



その夜は、とても寒くてまるで泣くように、雪がたくさん降ったようで...。
 

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