NARUTO長編(仮)
□3.修行(1)
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―――次の日の朝。
ナルトは、影分身を部屋において、シカマルは、両親に遊んでくると言って死の森に行った。
「よう!」
『シカマル』
シカマルが行くと、すでにナルトが来ていた。
『とりあえず、これやってみてくれ』
ナルトはそう言うと、分厚い紙束を二つシカマルに差し出した。
ご丁寧に、机までおいてある。
シカマルはそれを受け取ると、無言で解き始めた。
1時間もすると、紙束の一つができあがった。
「ん」
シカマルはそれをナルトに差し出した。
無言で受け取ったナルトは、それを採点する。
それから1時間後、もう一つの紙束が仕上がった。
少し肩が凝ったのか、シカマルは肩を回している。
それを横目で見ながら、二つ目も採点していく。
『すごいな……』
採点結果を見たナルトは、思わず呟いた。
“IQ300”と“IQ350”
ナルトで、“IQ300”と“IQ320”だ。
確実に、頭でならシカマルの方が上だ。
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