テニス短編

□恋人(花嫁)争奪戦リョーマ♀のハートは誰の手に1
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1.第一回『青学VS氷帝VS立海元レギュラー』








日差しが差し込んで穏やかな風が吹くある日…………









「………なんで氷帝と立海が青学にいるの?」


リョーマは盛大な溜息をついていた。













事の発端は全国大会決勝戦。

死闘の末、勝利を勝ち取ったリョーマに誰もが見惚れた。

本気で戦うために隠していたサラシも、体系をごまかすためのタオルも取り除いたリョーマ。

少女らしい丸みを帯びたその体と、ツゥーと流れる首の汗。

激しい運動のために上がった息と赤く火照った頬。



それらすべてが男狼の心をつかんだ。






そして現在。

引退したレギュラーたちは何かと理由をつけてリョーマの元に集まっていた。






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