テニス短編

□ 恋人(花嫁)争奪戦リョーマ♀のハートは誰の手に4
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「「「さぁ、くえ!」」」


「………」








――何がどうなってるかの……



現在、リョーマの前には色とりどりの料理が並んでいた。


リョーマのスキな和食、洋食、どんぶり。

ついでに端のほうにはケーキやアイスといったデザートもある。




「俺、今日誕生日じゃないっすよ?」




全員の考えてることが分からず、とりあえず言ってみたがさも当たり前だとでもいうようにうなづかれた。

じゃあなんだというんだ。



不二「越前にはテニスに集中してほしいからね」

大石「家事なら任せろ」

菊丸「オチビが好きなごはん作ってあげるからさ!」




「「「誰を選ぶ!?」」」




あーつまりなんだ。


普通家事をするのは女性だが、テニスをするリョーマの代わりに主夫としてやってやる……とでも言いたいのか。




なるほど。やっぱり低レベルな争いだな。





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