novel

□子供でもなく大人でもない
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「ヒョギ、どこ行くの、次の仕事が」

「そんなに時間はとりませんよ」


非常階段の扉を開けてエンヒョンを連れ込んで壁に押し付ける


「んん...っ!」


何か騒がれる前に自分の唇でヒョンの口を塞いだ

優しく、時に激しく舌を絡めとって成長したってことをヒョンに教えてあげる。

でも怖がっちゃうからあどけなさも残しつつ


だんだん赤らめてくヒョンが可愛くて可愛くて
ついつい自分が飲み込まれそうになるくらい夢中になる


息をするのも忘れるくらい長くそして深いキス


苦しそうに舌で抵抗してくるからいい加減放してあげた


「ヒョ、ギ...」


目に涙を貯めて口から溢れた唾液を拭うからドキリと心臓が動いた


この人は.......
無意識でやっているんだろうか


それなら、






なんてセクシーな


「僕は僕です。卒業したって20歳になっても何にも変わりありません。
だけど、次子供扱いしたときにはお仕置きですからね。もう大人の仲間入りですから」


そうやって笑って見せたらふ、と笑って瞳を閉じたエンヒョン
お互いの無言の承諾みたいなもので


今度は優しくて、甘くて、短いキスをした


「エンヒョン、今夜、寝ないで待ってるからね......」


耳元でそうやって呟くとさっきの何倍も顔を真っ赤にしてうつむくヒョン





早くあなたの隣を歩けるように頑張るから。

ああ、可愛い可愛い僕の愛しい人


 
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