傍にいたいよ@(長編)
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優子side
午前中陽菜といられないのは寂しいけど、午後からはずっと一緒にいられるから放送部の仕事がんばろうっと
なんてったって、暗闇ですから←
「はぁ〜、仕事おわったぁ
ただいまぁ」
『お疲れ様、おかえり。
あっ、優ちゃんの席ここね』
「陽菜の隣だー!やったー!」
篠田「優子、うるさい、はしゃぎすぎ」
「すいません笑」
ブーーーーーーーー
天井のあかりが暗くなってきた
午後は、ヴァイオリンの演奏だったから、みんなうとうとし始める
ふと横に目をやると、綺麗な陽菜の横顔があった
陽菜もちょっとうとうとしていた
かわいくて触れたくてつい、太ももに手がのびてしまった
その瞬間、陽菜はぱちっと目が覚めたみたいだけど、
手、そこに置いといて
というように、自分の手を私の手の上に重ねてきた
もしかしたら、陽菜は…
聞きたいけど、今は聞かないよ