傍にいたいよ@(長編)
□11
1ページ/2ページ
陽菜side
朝のことがあってから、私は、なんか変だ
一日中、ずーっと優ちゃんのことばっかり考えてる
と言うより優ちゃんしか見えない
夢中になるってこーゆーことなのかな
今日は別の部屋って思うだけで胸が苦しくなる
…………これが恋なのかな、初恋、か
キスでこんなにも変わるなんて今までの自分なら想像もしていなかった
今なら恋はするもんじゃない、落ちるもんだっていうのも分かる気がする
もう、はっきり分かるよ
私は、ーーー優ちゃんが好き
私は、優ちゃんに言われたとおり、同じ部屋の子にはうまく言って優ちゃんたちの部屋にこっそり向かった
ピンポーンピンポーン
「おっ、来たね、入って入って(*^^*)」
最初はずっと皆でしゃべってたけど、疲れてたのもあって、しばらくしてそれぞれベッドに入って電気を消した
私は、優ちゃんのベッドに入れてもらった
電気が消されて優ちゃんの方を向いて横になっていたら
ちゅっ
って、軽く、優しく直にキスされた
優ちゃんの唇は柔らかくて、あったかくて、
でも、ちょっと震えてたのは緊張してたからなのかな
いつも強気なくせに緊張してるとかかわいいっ
はじめてだったから、どうすればいいかわかんなくて身動き出来ずにただじっとしていた
そしたら、なんかふにゃっとしたものが唇をなぞってきてびっくりした
すると、それに気づいたのかそれはやめて啄ばむように2,3回キスしてから眠りについた
こーゆーときでも、やっぱり優ちゃんは優しいなと思う
そんなとこも好きだよ