Knockdown Brothers
□第0章 兄妹のプロローグ
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やぁ、はじめまして
僕が神だ
君をここへ呼んだ僕が言うのもなんだけど
君、相当暇なんだね
こんなところに来るなんて
けどまぁ、ここはそんな暇人しか来ないイカれた場所だから
イカれた君には似合いかもしれないけどね
まぁ、それはいい
別にいい
そんなくだらない以上にくだらない話をするために呼んだわけじゃないんだ
ま、これからやってもらうのは、そのくだらない以上にくだらない、最もくだらないことなんだけどね
君はゲームや漫画やアニメといった二次元…空想の世界に入ってみたいと思ったことはないかい?
………へー、やっぱりあるんだ
何でそんなことを聞いたかって? なに、それはいたって簡単な話だよ
実は、神である僕がちょっとした思い付きを気紛れにやろうと思ってさ
君にはこの気紛れに思いついたゲームに参加してもらうことにした
ああ、拒否権はないよ
というより、君自身拒否する気はないんだろうけど
だって、そういう人を選んだからね
さて、肝心の内容だけど
君のいる世界以外にも、世界というものは存在してるんだ
それも、漫画やアニメやゲームのようなファンタジーに溢れた世界がね
それはもう星の数ほどに
僕はそんなファンタジー溢れる世界を玩具に、君を放り込みたいと思ってるんだ
何でそんなことをするのかって?
言ったじゃないか、ただの気紛れ
そして暇潰しさ
さて、ではその暇潰しをするために、君にはまず選らんで欲しいことがある
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