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□結ばるる赤い糸
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真琴の何か言いたげな視線に気づいたのは確か中学の終わり
最初は気のせいだと思った
けど、高校生になり2年生になった今も続いているそれに俺は確信と同時に、ほんの少しの苛立ちを覚え始めた
きっと真琴はタブーだと思っているのだろうが、そんなことを気にする必要はまるでないのに
俺の気持ちは
いつだって二の次なんだ
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