あなたと出会えて

□エピソード8
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敦子side



み「あぁ〜 全然わからんよー」



さっきから、ずっとこの調子



もう遅い時間なのに……



こんなんじゃ眠れないよ……



み「あー、ほんと全然わかんない」



さっきからずっと1人で言っている



いつもは私を起こしたりして



大人っぽいのに




なんか今は子供っぽいな〜




しょうがないなー




私はベッドから下に降りた



あ「たかみな、まだやってんの〜」



私が声をかけると少し驚いて



み「あっ、ごめん 起こした?」


と言ってきた



たかみなは優しいな〜



そんなたかみなに私は少しいじわるに



あ「あんだけ、大きな声で独り言いわれたらね〜」



すると、たかみなは焦って


み「聞かれてたんだ……」


少し顔が赤くなっていた



あ「まるぎごえです」


そう言うとたかみなは顔隠した



そして、開き直ったのか


み「ほんとー、勉強嫌だー」


といきなり叫びだした




ほんと子供みたいだなー



あ「よしっ!私が教えてあげる」



すると


み「えっ!?いいの?


もう結構遅いのに…


あっちゃん寝ちゃうじゃない」



少しからかってきた



あ「なら、教えなーい」



私が少しすねたふりをすると



たかみなは慌てて


み「うそうそ、教えてください」



と言ってきた



そして、私も頷いて



夜遅くまで私たちは勉強をした
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