あなたと出会えて

□エピソード6
2ページ/4ページ

みなみside



私は今、皆と登校中



ゆ「にゃんにゃ〜ん」


そう言いながら優子は抱きしめていた



もういつもの光景である



最初は抵抗していたが


この頃は抵抗せずに受け入れている



優子はほんとにゃんにゃんが大好きだ



学校でもずっとくっついている



まあ、いつも優子からだけど…



私は、あっちゃんと並んで歩いている



正直、私も優子みたいに



あっちゃんに抱きついてみたいが



私にそんな度胸はない



あっちゃんは無言で歩いている



私が話しかけてくると話すが



自分からは話してこない




まだ、信用されてないのかな〜




いろいろあったから信じれない気持ちわかるけど…



1人で抱え込むよりは



誰かと抱えた方が良いと思う




だって私もそうだったから……



すると


あ「あっ」



そう言うとあっちゃんは走っていった




いつも通る猫の元へ




そして、少しじゃれあっている




猫といる時のあっちゃんは




いつも笑顔だった




あっちゃんは前よりは



笑顔でいることが多くなった




少し私に警戒をゆるめたのかな





私はあっちゃんに猫といるときのような笑顔を




私の隣でなってほしいと思った
次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ