2人の関係

□エピソード9
2ページ/4ページ

陽菜side



私は南の言葉を聞いて



すぐには信じられなかった



でも


正直こうなると思ってた




私は南にいつかふられると…




思ったよりは早かったけど……



だって南はずっとあっちゃんを思っていた



南は気づいていないつもりだったとしても



私から見たらわかる



だってずっと南を見てた



始めてあった時から



高校一年の時に



不良に絡まれた私から


南は救ってくれた



体は小さいのに


大きな背中に私は惚れた



それから私は南を見るようになって



その時はずっとあっちゃんの隣にいた



あっちゃんといる時の南は



ものすごく笑っていて


すごくしあわせそうだった



でも私の隣にいる南は違う



あの頃の南とは違う



私はに笑いかけてくれるけど



本当の笑顔ではなかった



だから私はふられる覚悟はできていた



でも……



陽「南、理由を教えて…」



南「それは……


俺が敦子が好きだから


陽菜も好きだがそれとは違う



俺は敦子の隣にずっといたい



例え敦子に好きな人がいても



奪ってでも隣にいたい



だから俺は本当の気持ちを伝えたい


敦子に本当の気持ちを……



だから…………ほんとごめん



こんな最低な奴で…… 」



私は南の言葉を聞いて



本当にあっちゃんのことが



好きなことがわかった



だから、私は



陽「わかった………


あっちゃんのとこに行って」



と、突き放した



そして南はもう一回謝って教室を出た




私は南が教室を出て泣いた



声を出して泣いた



すると見ていたのかまりちゃんが



教室にはいってきた



私はまりちゃんに抱きついた



まりちゃんはそんな私を優しく抱きしめてくれた






南………南……………
次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ