2人の関係

□エピソード8
2ページ/4ページ

南side



キーンコーンかーんコーン





あっ もう学校も終わったのか



前までは長かった授業も



今は短く感じてしまう



俺はいつも通り家へ行こうとしたら



優「ちょっと、こい」



そう言って優が俺を引っ張った



少し怒っているようだ



俺は優に引っ張られ空き教室についた



そして優と俺は向かい合った



優は真剣な眼差しで俺を見てきた



そして、優は俺をビンタした



南「いってーな 何すんだよ!」



優「おまえ、あっちゃんに



他人とか言ったそうだな」



南「ああ」


俺は少し小さな声で言った



優「おまえ、それ本気で思ってんのか!


あんだけあっちゃんといて


本当に他人だと思ってんのか!」



南「ああ」



優「おまえ、あっちゃんの気持ち考えてそれ言ったのか



あっちゃんがどんだけ傷ついたかわかってんのか



あっちゃんはおまえのことをそんなふうに見てたか



違うだろ


あっちゃんはおまえを他人なんて思ってないのに



なんでおまえはそんなこと言えるんだよ」



優の感情は爆発した



優の言うことは全て正論だった



敦子は何も悪くない




俺が全てわるい




そんなことはわかってる




でも……



南「それが俺の本心だから」



俺はここで自分が間違ったと認めれなかった



ここで認めたら今までのことが意味がなくなる



そして、陽菜も傷つける



だから、俺は優にそういった



その言葉を聞いて



優は俺も殴りかかってきた




俺もやり返した




そして





俺たちは長い間殴りあった




そして俺がボロボロになって



優が殴るのをやめた



そして優は俺に向かって言った



優「南、俺はおまえのことを



人のことを第一に考えて


行動したり


まがったことは嫌いな最高ゆつだと思ってた



でも、それは俺が間違ってた



おまえは最低の人間だ…」



そう言って優は去っていった




優、自分でもわかってるさ





俺は最低の人間だ……
次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ