残された時間

□幸せな時間
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キーーンコーーンカーーンコーーン






「あーー やっとおわったーー」



あー今日も授業だるかったなーー




まあ、でも私からは休みだーー




そんなうきうきな気分で俺は帰りの準備をした




あ「みーなみ、帰ろー」




「おう!ちょっと先に行っといてくれよ」




あ「わかったーー」











































あ「ねぇー みなみー」




「あー 何だよー?」





あ「今日の授業、ずっと寝てなかった?



ちゃんと勉強しないとヤバイよー」






「別にいいじゃないかよー」





あ「もーう何言ってんのー!



みなみはバカだからちゃんと勉強しないとー!」




「………………」




確かに自分でも自覚しているがそんなに直接言われると………




そんな俺を見て、敦子は




あ「もーうしょぼくれちゃったのー??


ごめんねーー!」




とものすごい笑顔で言ってきた





ほんと敦子の笑顔はかわいいな





何もかもを忘れさせてくれる




「別にしょぼくれてねーし」



俺がちょっと強気に言うと





敦子は笑いながら




あ「ふふふ、ごめんごめん」



も言った




ほんと敦子と一緒にいると安心する




長い間、一緒にいたように心地がいい







もう俺には欠かせない存在




あ「ねぇー みなみー」







「んーどうしたー?」




あ「みなみは日曜に用事あるー?」





「んーー 別にないかなーー」





あ「ならさー、一緒に遊園地行かない?」




「んーーわかったーー」




あ「なら、日曜に駅集合ーね!


バイバイーーーー!! 」





「おーう!」




俺は敦子と別れた後、うきうき気分で家に帰った
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