距離感

□エピソード16
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南side



麻「えっ!私ですか?」




南「うん、頼む!」



俺は今、麻友ちゃんに協力してもらうように頼んでいる



麻「でも、私でいいんですか?」



南「うん!麻友ちゃんがいいんだ


優といったら絶対冷やかされるし


女の子の方が好みがわかると思って」





麻「わかりました


今日の放課後ですね」




よし!これでひとまずOK!








キーンコーンカーンコーン




よし、麻友ちゃんの教室に行くか



麻「あっ!南さん


さあ、行きましょう!」


そして俺たちは学校を出た



麻「なんか南さんもふたりっきりって


初めてですね! 」



確かに考えればそうだなー




南「そうだね 緊張する?」




麻「はい、ちょっと.」



南「えー なんで?」



少し意外だ



麻「だって南さんて


後輩からものすごい人気なんですよ


そんな先輩と2人でいるなんて


そりゃー 緊張しますよ 」


へぇー なんか意外な一面が見れたなー



南「そんなふうに思われてたんだ


まあ、楽しもうよ! 」




麻「はい!」



そして俺たちはたくさんの店をまわった




するといいものがあった



南「あっ!これいいな!!」



麻「ブレスレットですか


いいですね 」



南「よし!これにしよう」



そして俺はそれを買った



帰りに喫茶店によった



南「今日はほんとにありがとう」




麻「いえいえ、私も楽しかったです」



南「そうかーなら良かった」




麻「一つ聞きたいことがあるんですけど


南さんは前田さんのこと好きなんですか?」




んー?なんて答えればいいのか?




麻友ちゃんにはこの気持ちが





どんなものなのかわかるのか?




まあいい、話してみよう



南「それが自分でもわからないんだ


幼馴染として好きなのか


恋人として好きなのか?」



麻「そうなんですか


なら、今のままでいいんじゃないんですか?」




南「えっ!?」



麻「もしも南さんがほんとに好きなら



ちゃんとわかる時がきます」



なぜかわからないが




麻友ちゃんの言葉は信用できた



南「そうかー


麻友ちゃんほんとにありがとう」




麻「いえいえ


あと麻友でいいですよ!」



南「わかった!麻友」



麻「はい!今日は楽しかったです


南さんもがんばってくださいね


私、南さんと前田さんは



お似合いだと思いますから


それじゃ さようなら 」



そうして、麻友は帰った






明日にきちんとと渡すぞ!!




俺は強く決意した
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