距離感

□エピソード15
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敦子side


優「何のビデオ見んの?」




指「これっす!」


そう言ってホラーのビデオを見せた




ホラーか苦手だなー



でも、指原がもってきたし見るかー




いよいよはじまった




だが、私はホラーより




朝からの片付けで疲れていた




怖いの苦手だし





寝よーーーーーーーーーー




スゥースゥー




........................




あれ、誰か泣いている




誰だろ私は近づいた




そこには泣いている南の姿があった





私は南に



敦「どうしたの?」




と聞くと無視して南は走っていた





私は南を必死で追いかけた




だけど、距離は縮まらない





どんどん離れていく




南がどんどん離れていく




行かないで、行かないで




待ってよ!南....



............................




南「敦子、敦子」




南が私を呼んだ



よかった 夢か.....




ちゃんと南はここにいる



私はゆっくり起き上がった





南「お前、大丈夫か?

さっきうなされてたぞ」


嫌な夢を見たからね...




敦「もう、大丈夫!」




南「そうか、なら良かった


今、皆2階にいるから行くか!」




そう言って行く南の後ろ姿を見ると




とても不安になった





私は南と離れたくないと思うあまり





気づいたら




南の頬に唇をあてていた








南「えっ!?」




私は自分のやったことをやっと理解した




なんてことやってんだろー





私は恥ずかしくなって






急いで2階に上がった
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