距離感

□エピソード10
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南side


なんで俺はこんなことになったのかなー



このごろは毎日が楽しくない




正直生きている心地がしない




俺はあの日から学校にいっていたい



まあ、まだ3日しか休んでないけど



正直、敦子とはもう会いたくない



今、敦子にあってどんな顔をすればいいかわからない





今頃、敦子は楽しくやってんだろーな




俺はいつまで学校も休むんだろーな




自分でもわからない



もーいーや 寝よう



........





ピーんポーン



ん?誰だ??



俺は下に降りた



ガッチャン


陽「あ!南ー」




なんでここにいるんだろう?



麻「私もいるよー」



なんで麻里子さままで



南「何で来たんですか?」



麻「陽菜に学校休んでるって聞いて

心配だったから 」



正直俺は誰とも会いたくなかったが



せっかく来てくれたので家にいれた




陽「へぇー 南の家って大きいねー」



麻「南、親御さんは?」




南「今は家にいません」



俺の親は仕事で世界を飛び回っている




年に1回ぐらいしか帰ってこない



麻「ふーん 大変だね

なら、なんか作ろっか?」



南「いや、大丈夫です

ちゃんと食べてるんで」



麻「ダメだよ!インスタントばっかりだと

私が作るね! 」



そういって麻里子様は料理を始めた




陽「良かったー!」




南「え?何が??」




陽「いや、意外に南 元気だったし」



ほんと、陽菜は優しいな



陽「でも、南が来なくなってから

あっちゃんが元気なかったんだよねー」



何で?敦子が元気ないんだよ



俺はお前から離れたのに



何で元気がねーんだよ!



ほんとに意味がわかんねー



俺がどうしたら敦子は元気になんだよ



俺は1人で整理がつかなかった




陽「南、私に相談して!」




南「ごめん、話したくない」




陽菜まで巻き込みたくなかった



でも、正直誰かに相談したかった



麻「できたよー!早く食べよー!」



俺は無言で食べた



陽「まりちゃん、美味しかったよー」




麻「ありがと!陽菜、ごめんけど

洗いものしてくれない?」



陽「わかったー」



そういって下に降りていった




麻「南、話していいよ!」




南「いや、話すことないんで」



俺は誰にも迷惑をかけたくなかった



麻「ほんとに?」



そういって麻里子様は俺を見つめた




俺もがんばって抵抗した



南「ほんとに大丈夫です」



すると、目線をはずし




麻「そっか なら、私も何も言わない

でも、学校にはきちんと来るんだよ」




俺は一応頷いた




そして、2人は家に帰った



麻里子様は学校に来いって言ったけど






翌日も、俺は学校に行かなかった
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