距離感
□エピソード9
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敦子side
あーあ
私はこの頃学校に行くのがイヤだ
だって、南と会うから
正直南とはもう会いたくもない
南とあったら私の決意が揺るぎそうだから
だから、私は南を無視している
そんな私を嫌いになる
あーあ、私はどうすればいいのかなー
南「敦子ー!おはよー!!」
あーあ
私はまた酷くあたってしまうのだろう
敦「おはよう」
それだけ言って私は歩いた
南「鞄持とうか?」
敦「ううん、大丈夫...」
こんなことしてたら、南に嫌われちゃうなー
そうしたら、私の決意は揺るがないけど
やっぱ寂しいなー
戻れるなら戻りたいよ
いつも2人で話しながら行っていときに
でも、もう戻れないんだよね
だって私がそれを決めたから
南「お前、何か悩み事でもあんの?
あったら相談にのるよ! 」
ほんとに南は優しいね
こんなに私が突き放しているのに
南はそんな私を心配してくれる
こんな私を...
南にこんなに優しくされると
自分が嫌になるなー
もう、苦しい...
南「敦子、そんなに俺が信用できないか」
ううん、信用できないわけないよ
私は南のことを1番信用してるよ
私は無視した
南「俺の目を見ろよ!!」
そういって南は私を振り向かせて私の目を見てきた
南の目線に耐えられなかった
そして、自分の決意が揺るぎそうになった
だから
敦「はなしてっ!」
咄嗟に言葉がでてしまった
敦「ごめん.....」
そういって私は走った
今度はほんとに嫌われたな...