距離感
□エピソード8
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敦子side
陽「あっちゃん、あっちゃん!」
敦「ん?何??」
陽「なんかぼーっとしてたから」
そりゃーぼーっとするよ
だっていきなりライバルが現れたんだから
しかも、にゃんにゃんという最強の敵が
私なんかに勝ち目はない
陽「あっちゃんって、好きな人いないの?」
私は何て答えればいいかわからなかった
本当の気持ちを言ったら
にゃんにゃんと仲良くできない
でも、嘘をついたらにゃんにゃんを傷つけてしまう
私が幸せになる方法はないのかな...
陽「あっちゃん、いいよ
言いたくないなら言わなくて」
敦「ごめんね...」
あーあ、結局嫌な思いさせちゃった
陽「ううん!大丈夫!!
それより、早く食べよ!!」
ほんとににゃんにゃんは優しいなー
にゃんにゃんこそ南の隣にふさわしいのかなー
私はあきらめないといけないのかな...