あなたと出会えて

□エピソード19
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「あぁー あつ〜い」





暇なのでリビングでゴロゴロしようとしたけど





ものすごく暑くてゴロゴロすることさえできなかった





「もぉ〜 7月なのに暑すぎでしょ〜」




あー もう本当に暑すぎてとける〜




早くたかみな 帰ってこないかな〜




すると、五分くらいして




ガチャ




み「ごめ〜ん 遅れたー!!」





「もう!遅い!!」




少し強くたかみなに言うと




たかみなはごめんごめんと言いながら私の頭を撫でた






み「はい敦子!これで許して!!」




もー 私がアイスなんかでつられると思ってんの…………






「あーー!これ、私が食べたかったやつだ!」



たかみなからもらったアイスは私が食べたかった期間限定のものだった





み「ふふ!高橋さんに感謝しなさい」




たかみなは少し偉そうにいった




いつもの私なら、調子のんなって言ってただろうけど





ものすごく嬉しくて





「ありがとー!たかみなー!!」




そう言って私はたかみなに抱きついた





すると、たかみなは




み「ちょっ、ちょっ、ちょっと!」




たかみなを見ると、顔を赤くしていた





「えっ、まさか照れちゃってんのー かわいーたかみなー」




そう言ってもっと強く抱きつくと





み「ちょっ、ちょっ、もう無理ー」



そして、たかみなは無理矢理私から離れた




み「もー 早くアイス食べなよ!



溶けるよー! 」





顔を赤らめて言うたかみなの姿はとてもかわいらしかった





そんなかわいらしいたかみなを
見ながらアイスを食べていると





たかみなが私のアイスをじっと見ていることに気づいた





もしかして………




「たかみな、これ食べる?」




そう言って、たかみなに渡そうとすると





み「いやいや、いいよ



それは敦子が食べて!」





そういえば、たかみなもこれ食べたいって言ってたなー





たかみなは、優しいから私に譲ってくれてたんだ





本当に優しいだから





たかみなは拒否してたが、私は無理矢理たかみなにアーンをした





すると、またたかみなは顔を赤くしていた






「また、顔を赤くなってんしー」




そう言うと





み「言うなー!もー!!」




そう言って、たかみなはどっかに言った





あー 本当にたかみなはいじりがいがあるなーと思いながら






私はまたアイスを食べ始めた
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