2人の関係
□エピソード6
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南side
はぁ、結局寝れなかったな
ずっと敦子のことを考えていたな
こんなんで俺は敦子を忘れられるのかな……
ダメだ!弱気になったら
自分で決めたんだから
そう思っても
どこかで元に戻りたいという気持ちがあった
今日は学校行くのやめようかなー
そんなことを思っていると
ピンポーン
ん?誰だ、こんな朝に?
俺は不思議に思いながら
ドアを開けると意外な人がいた
陽「おはよーう」
そこには陽菜がいた
南「おはよう でも何でここに?」
俺は不思議だったので陽菜に聞いた
すると
陽「南が学校サボろうかと思って
そしたら、彼女として
ちゃんと学校に行かせないとね
それに1人で悩んでいても
傷つくだけだし
皆といた方が楽しいよ 」
陽菜はいつもボーッとしてるから
何も考えてないと思っていたけど
本当はすごく考えてたんだな
それに俺の考えてたこともばれてたし
陽菜はすごい人だなー
俺は本心でそう思った
陽「はやく準備してきて〜
遅刻しちゃうよ〜 」
南「いつも遅刻してんじゃん」
そう言うと陽菜は
テヘッといって笑った
俺はこの笑顔をみて
敦子のことを忘れられる
となぜか本気で思った