残された時間

□異変
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あー ほんとだるい




俺は敦子と一緒に遊園地に行った




次の2日間ものすごい高熱がでて学校を休んだ




久しぶりの熱でとてもきつかったが




さすがに3日も学校を休むのはまずいので




なんとか気合いで学校に向かっている




「ゴホゴホゴホゴホ」




あー ほんとこの頃よく咳でるなー






あー マジだるーい
























あ「みなみー 大丈夫だったー?」




教室のドアを開けると





敦子が素早く俺に寄ってきた





そして、心配そうに俺の顔を見つめる






敦子にそんなに見つめられたらまた熱が上がるし





「あー まだ体だりぃけど



まあ大丈夫かな 」




すると、続いて優も俺の方に寄ってきて





ゆ「よー ズル休みー 」





「うるせーな むっちゃきつかったんだからな」





優は俺をちゃかしてきたけど




本当は俺を心配してくれるのはわかった





そして、俺は席につき授業の準備をした


































「ゴホゴホゴホゴホ」





はー やっぱり休んどきゃよかったー




今は昼休み




なんとか今まで授業をたえたが





それもそろそろ限界だった





俺は席に立って教室を出ようとすると





陽菜たちと一緒に食べていた敦子が俺に近寄ってきて





あ「南どこ行くの?」





「ああ、ちょっと保健室で休憩してくるわ」





すると敦子は心配してくれたのか




あ「私もついていこうか?」





俺はその気持ちはとても嬉しかったけど





「大丈夫だよ 1人でいける




それに敦子にもうつしちゃいけないし」





俺はそう言って教室をでた





















キーンコーンかーんこーん




あー やっと終わったー





まあ、後半はずっと保健室にいたけど





そして、俺は学校からでて帰っていると






ゆ「おー 南」




後ろを振り返ると小さい男がいた





まあ、俺もあんま人のこと言えないけど………





ゆ「南、お前本当に大丈夫なのか?」




優は心配そうに俺を見てきた






「ははぁ そんな顔するなよ!



俺は大丈夫だって!! 」





ゆ「そうか なら、良か「ゴホゴホゴホゴホ」




ゆ「おい! ちょっと大丈夫か!」




優は咳をしている俺に駆け寄ってきた




「優、大丈夫だよ!」




そう言って俺は歩こうとすると




ゆ「ちょっと待て!」




そう言って優は俺の手を掴んだ





そして、俺の手を見て



ゆ「どこが大丈夫なんだよ!



血が出てんじゃないかよ!」





優は俺を心配して大きな声で言ってきた




だが、俺にはそんな優の声も届いていなかった















『バタッ』

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