距離感

□エピソード8
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敦子side


あー 眠いー



昨日はしゃぎすぎたー





あー なんで私あの時逃げちゃったんだろう




あのまま、好きって言えば...




私もヘタレだなー




そういうことを考えながら教室へ入った



陽「あっちゃん、おはよ〜」




敦「にゃんにゃんおはよ〜」



この頃、にゃんにゃんとよく遊んでいる



最初は苦手だったが接してみると



ものすごく仲良くなれた



男子からモテる理由がすごくわかる



でも、こんなにゃんにゃんにも




彼氏がいないなんてなー



以外だなー



てか、今から授業始まるしー



寝よー



.....




陽「あっちゃん、あっちゃん!」




敦「ん?どうしたの??」




陽「もう昼休みだよ!」



え!私そんなに寝てたの!?




まー、昨日疲れたからしょうがないかー



陽「一緒に弁当食べよ!」



敦「うん!」


そういって私たちはお弁当を食べた



陽「あっちゃ〜ん」




敦「ん??」



陽「昨日 遊園地行ったんでしょー」



敦「うん!行ってきたよー」




陽「いいなー」



敦「にゃんにゃんも遊園地行きたかったのー?」



陽「南といけるなんて」



もしかして、にゃんにゃん...



私は怖かった


にゃんにゃんが南のことを好きなことが




にゃんにゃんに私なんかが勝てるわけない



私は違っているように願った



敦「もしかして、南のこと好きなの?」




すると、恥ずかしそうに頷いた




敦「へぇー そうだったんだー」




やっぱり、そうだったのかー




確かに思いあたる場面あったけど



やっぱり好きだったんだー




私はどうすればいいのかな




南はにゃんにゃんより私を選んでくれるのかな



それににゃんにゃんに何て言えばいいんだろ





私のこの気持ちはどうしたらいいんだろう?
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