あなたのために

□あなたのために3
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昨夜ずっとないたので




私の枕はものすごく濡れていた




それに顔をパンパンになっていた




正直、このままずっと家にいて




考えてたかったけど




仕事があったのでそういうわけにもいかなかった





なので、私は仕事にむかった

























「そんな……」





仕事から家に帰ってくると




私の部屋からはたくさんの荷物がなくなっていた




たかみなのものが全て……




私が仕事だった時に来たのだろう




たかみなの家にあった私の荷物も





ダンボールにまとめておいてあった





その横には、私の家の鍵も置いてあった





本当は昨日ことは嘘なんじゃないかと




今日の仕事をしてるときに思っていた




今までと何も変わらなかったから…




でも、あれが現実だと思いしらされた




避けることができない現実だと……



「んぅっゔぅ………」




何でだろう




昨日あんなに泣いたのに





また涙が溢れてくる




もう昨日泣きあきたのに




止まらず涙がでてくる





「たかみなぁ…たかみなぁ……」




好きなのに好きなのに




何で別れないといけないの……




たかみなも好きって言ったくれたのに…




なのに……………




私は結局長い時間泣いてしまった





1人で声をあげて泣いた




私は泣いて泣いて決断した





たかみなのことは諦めよう





好きだけど諦めよう




だってたかみなが決めたことだから




たかみながそれを望むなら……





私はダンボールをあけた




そこには、たかみなとの思い出の品々がたくさんあった




それを見ると




あの頃の楽しかった頃を思い出した




いっつも2人でじゃれあったり




グダグダしたりしたよね





私はたかみなに面倒かけてばっかだったね




だから、こんなことになったんだよね





ごめんね、たかみな………






私は泣きながら荷物を整理した……

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