過去と今
□思い出
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みなみside
あれから、2日後
私は退院することができた
まだ少し体が痛いが
生活や仕事に支障はないだろう
今日は、優子が
私の退院パーティー開いてくれる
ものすごく楽しみだ
私はちょっと早いと思いながらも
店に行った
そこには、麻里子様がいた
麻「おぉー、たかみな早いねー!」
み「麻里子様こそはやいっすね」
麻「まあ、暇だったからね なんか喋ろっか」
み「そうですね
私
聞きたいことがあるんです」
麻「何??」
私は1番聞きたかったことを聞いた
み「私の手を握ってくれた
女の人とわたしは
どういう関係だったんですか?」
明るかった麻里子様の顔が
変わった..
麻「ほんとに覚えてないんだね」
麻里子様は悲しそうな声で言った
み「はい...」
麻「まあ、しょうがないよね
たかみなは、なんも悪くないから
あなたとあつこは恋人だったんだ」
え??
私は彼女と恋人同士だったの?
なんで私は恋人のことを
忘れてしまったんだろう...
麻「あなたたちわね
ずっと、一緒にいた
お互いの楽しみや悲しみを
全てをわかちあった2人だった 」
私は
この事実をすぐに
受けとめることができなかった...