2人の関係

□エピソード2
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南side


キーンコーンカーンコーン



ふー やっと昼休みかー



よしっ!いつもの所で食うか



俺はいつもの場所に向かった



俺のお気に入りの場所は屋上だ


屋上は生徒は立ち入り禁止で



誰も来ない場所だ



一応、鍵はかかっているがボロボロなので



正直、誰でも入れる



でもほとんどはしらない



今日も俺が1人で独占できると思っていたら





意外な先客がいた



陽「あれー 南じゃん」



そこには弁当を食べている陽菜の姿があった




南「陽菜もここ知ってんだー」



陽「うん!ここはお気に入りの場所


ここで寝るとものすごく気待ちーの」



南「なんか陽菜らしーな」



陽「南もここ好きなの?」



南「ああ、

悩んでいる時とかによく来るんだよなー」


陽「へぇー」



南「ここで空を見ていると


なんか落ち着くんだよなー」



陽「なんか意外だね」



南「えっ??」



陽「南には悩みなんかないと思ってた 笑」



南「なんだよ!それー


俺だって悩むことはあるよー」



そう言うと陽菜は笑った


陽「そうだよねー 南だって人間なんだし」


俺はどう思われていたんだ??




南「陽菜も悩むことなんてなさそうだなー」



ちょっといじわるっぽく言った




陽「私は悩んでるよ」



そう言った陽菜は少し真剣な顔していた


俺は気になり聞いた


南「何、悩みって?」



陽菜は真剣な声で



陽「南が私に振り向いてくれないこと」



南「えっ?

俺はいつも呼ばれたら


振り向いてるよ 」



俺がそう言うと陽菜は笑った



陽「やっぱり南は鈍感だね」




んーーー?どういう意味なんだー?






俺は陽菜の言ったことがわからなかった
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