main。。。
□companion Ⅳ
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「改めまして
俺はリンク、光の勇者」
「僕はヨッシー、これでも恐竜なんです」
二人を交互に見上げる
が、すぐに下を向き
小さな声で名前を言った
「私は…クルリ…
クルリ=フェローチェ
水の魔導士…よ」
あまり人と接した事が無いので、喋れているか分からない
「顔、真っ赤」
リンクが顔を両手で包む
温かい手が懐かしい気持ちにさせてくれた
―会いたい
ふと、片割れを思い出した
彼女に無いものを私は持っていて
私に無いものを彼女は持っている
二人でひとつの存在だった
今度こそ護ると彼女に誓った
―私が貴女を護る
決意を新たにクルリは進んだ
「リンクさーん…おんぶしてー」
「おま、歩いて５分で疲れるなよ…」
歩き続けて５分
クルリは早くも倒れそうだった