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□companion V
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空中スタジアム



「!?」

空が赤くなる
血潮の様に、炎の様に


突然の出来事にマリオ達は驚き、空を見上げる


「ぽよー?」

カービィは雲の切れ間を指さした

雲の中から戦艦が現れる

戦艦から、虫の様なものがスタジアム中に降り注ぎ、人の形を成していった


「マリオさん、協力しますわ」



観客席にいたゼルダが 駆け出した
ピーチ姫も続いて駆け出す




―フロルの風―

使用者を望んだ所に瞬時に移動させる魔法を使い、ゼルダはマリオの元へ向かう

少し遅れてピーチも降りてきた


「さぁ、始めましょう」
「ぽよよー!」




亜空軍との熾烈な闘いの幕が開いた






―敵を殲滅させることに集中しなくては


虚ろな目をした傀儡
生きているかどうかも分からない物を壊していく


「はぁっ!」

手先に魔力を集中させ、空を薙ぎ払う


―倒しても倒してもキリがないですわね…



着実に敵を始末していく



背後に大きな影が現れた事に気付かずに


「!?」


突然、鉄格子に入れられる
自由が効かない狭い場所

耳を劈く様な音が耳障りだった


「うわぁぁぁぁぁお」



マリオの声が遠くなる
彼に一体何が…


地響きがしそうな位の大きな音と
モーター音が小さく鳴った





「ぽよー!」


小さな星の者が戦っているようだ
さすがに、彼だけでは…



しかし、彼は体格差を物ともせずに
いとも容易く倒してしまった


爆風に巻き込まれ吹き飛ばされる



視界が良くなり、顔を上げると
そこには、大きな機械を構えた奇怪な男が立っていた




そこからの記憶はない
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